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学習内容 -工業化学科-

工業化学科

環境を守り,素材で暮らしを支える

 身の回りの製品素材やエネルギーから環境問題まで新しく広い知識を学べます。環境分析、有機合成、プラント操作等の技術を実習等で身につけ、産業を担える化学研究者・技術者の育成を目指します。

このページの内容

授業科目

 令和4年度入学生からの授業科目です。

授業科目
工業技術基礎
化学のほか、電気・機械など工業に関する基礎的な知識・技術などを実験・実習を通して体験的に学びます。
課題研究
3年生までの学習で身に付けてきた専門的な知識・技術などを基に生徒自身で1年間研究できるテーマを設け,グループで調査・研究を行います。
工業化学実習
工業化学に関して学んだ理論を実験・実習によって確認します。化学物質の製造やその性質、量の測定などを行います。
工業情報数理
工業分野における情報技術や情報の活用方法について学びます。
工業化学
工業化学化学の基礎、法則を学び化学の知識を学びます。また、各種の化学工業、新素材、新技術を学びます。
化学工学
化学工場で使用されている装置、機械の操作、および現象理論を学びます。
生産技術
電気、電子、機械、計測、制御、生産管理を学び、生産技術に関する基礎知識を総合的に学びます。
地球環境化学
環境問題の発生、現在の状態、環境の測定、工場等における廃棄物処理技術や装置など、環境問題をどのように解決していくかの方法を学びます。


選択科目
工業管理技術
ものをつくる生産活動に必要な、生産計画、生産管理など勉強し、良いものをつくる品質について学び、生産活動で一番重要な安全についても学びます。
生産技術
基本的な電気・電子技術を勉強し、自動で機械を動作させる機械制御とよばれる技術やロボットなどについても学びます。
船舶工学
船の種類や構造、効率よく推進するための船の設計などについて学びます。
ハードウエア技術
コンピュータに関する仕組みや構成、コンピュータによる機器の自動制御などについて学びます。

実習授業のようす

工業技術基礎・実習

工場見学・現場見学・大学見学・民間企業等による講義

 各学年ごとに年1~2回,大学や民間企業の見学に行っています。
 大学の見学や大学・企業様より講演会を開催し近年の化学技術や企業活動を学びます。

生徒の声

取得できる資格

 工業化学科を卒業すると「毒劇物取扱責任者」、「化粧品製造業の責任技術者」が無試験で取得できます。(必要時に関係機関へ申請します)

毒劇物取扱責任者

化粧品製造業の責任技術者

危険物取扱者
甲種、乙種1~6種、丙種
火災や爆発などの危険性が高い険物を取り扱ったり、取り扱いに立ち会ったりするために必要な国家資格です。
石油・薬品・燃料関連などの企業への就職などに有利な資格です。
比較的取得しやすく、限定された品目を扱う丙種、ガソリン灯油などの乙種4類、限定された危険物を扱うことできる乙種他類。難易度が高い、すべての危険物が扱える甲種の区分があります。
ボイラー技士
高温の蒸気や温水を供給する設備で、一定規模以上のボイラーの管理は危険を伴うので、取り扱うためには、ボイラー技士という国家資格が必要があります。ボイラーの運用や定期的なメンテナンスなどを行えるため就職などに有利になる資格です。
公害防止管理者
公害が発生する可能性のある工場や施設などに常駐して、大気や水質、振動、騒音などの検査を行い、公害を防止する役割を果たす資格です。
大気、水質関係、ダイオキシン類関係、騒音・振動関係、粉じんなど13種類の資格があります。
有機溶剤作業主任者
有機溶剤を使用する現場において、労働者に危険がないように現場の指揮をとったり、全体を監督したり作業環境の改善や作業方法の指導を行うことができる資格です。
特定化学物質作業主任者
ガンなどを発症させるおそれのある特定化学物質から、労働者に危険がないように現場の指揮をとったり、全体を監督したり作業環境の改善や作業方法の指導を行うことができる資格です。

卒業生の進路

過去3年間(平成30年度~令和2年度)の工業化学科卒業生の進路(順不同)です。

就職

民間企業

公務員

進学

大学・大学院

短大・専門学校等
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